春の予感(序)

 実家に帰ったら、庭の一角に「フキノトウ」が芽を出していました。最近、忙しさと、マスクによって呼吸を十分にできず体調を崩していたことで、精神的にも参っていたのですが、何だかホッとさせられました。自然には、癒しの効果があることを改めて感じました。

私の実家には、昔から、こうした野草が生えていて、季節になると摘んできて、調理して食べたものです。フキノトウ、タケノコ、ミカン、柿、柚子、梅、ミョウガ、、、。ご先祖さまたちのお陰だと思います。

今年のフキノトウは、「天ぷら」と「フキ味噌」にして、頂きました。ありがとう。。

フト空を見上げれば、スズメが寒そうに木にとまっていました。

最近は、スズメもトンと見なくなりました。彼らの生活環境を侵しているのは、我々人間です。自然と生きとしいけるものを愛する心をもちたいものです。そうすれば、自ずと身を正し、鳥たちの生活を保護することにつながるからです。

出来るはずです。だって、鳥も人も、昔から共存してきたのだから!

視線を下に落とせば、苔が奇麗にむしていました。

苔は背が低いので、風の影響をあまり受けず、日の光をしっかり受けて温かいので、成長できるのだろうなと思いました。

春を明確に感じたそんな一日でした。