多摩川の自然

多摩川沿いを散歩してきました。多摩川は、山梨の方を源流とし、川崎から海に流れ出る大きな川です。古来、川沿いの多様な生物系や石の種類の多さで、人間の生活を支えてくれている川です。

今日は、東京都八王子市を流れる多摩川沿いを少し散策しました。いつもの通り、写真と動画でその美しさを紹介したいと思います。

この川は、都心を横断する都合上、中流域でも人の手による区画整理が多く施されていますが、中洲には木々が繁っているお陰で、その近くでは水温が下がり、川岸との温度勾配により水の中に渦が生じ、ヨドミが解消されて、水質が改善されているように感じます。

川の中洲側には、中上流域特有の岩石層がよく見受けられます。

その近辺は、人が近づかないので、鳥たちが安心して暮らしており、都会の中での彼らの安住の場所があるのに気が付き、何だかホッとさせられました。

川の中にはお魚が沢山おり、この川の豊かさをいうのを感じました。ひょっとしたら、川全体に広く分布している「砂金」により、生命体のエネルギーが活性化されているからなのかもしれません。

この後、砂金と多様な石集めを行いました。

赤、青、緑、白、黒、黄、縞、斑、結晶、、、が容易に集められます。子供の頃に美しい石を探して海辺を散策したことを思い出しました。

なお、詳細は後日紹介しますが、「赤、青、緑、白」は、昔のプランクトンの死骸が堆積してできたものです。昔、この地が海底であったことを如実に表しています。それ以外は、砂や泥の堆積、火山系の石です。

あと、金ですが、川辺を掘り、少しザルなどでこすと、どの方面から見てもきらめく箔を見ることができます。いずれ、集めてみたいと思います!

文明と比較的豊かな自然の同居する、かけがいのない川だと思いました。

手頃に自然と触れ合える場所ですので、大変おすすめですよ!