立ち食いそば屋の儲けのからくり

出張先で、急いでいるときなど、立ち食いそば屋に駆け込むことがある。そんなとき、「かけそば」を頼んだりする。我ながら、しみったれているな~と思いつつ、麺をすすり、急いで店を出るわけである。そんなとき、数秒間決まって思うのが、「立ち食いそば屋さんってなんで儲けているのだろうか?」ということである。今日は、色々調べて分かったことを述べたいと思う。

立ち食いそば屋さんって?

日本の鉄道を使ったことがある人は、駅構内やホームにそば屋さんがあるのを見たことがあると思う。あれが、「立ち食いそば屋」さんである。

安く、早く、手っ取り早く美味しいお蕎麦を食べられるので、懐の寂しい庶民には、ありがたい食事処である。

最大の魅力は、安さであろう。かけそば一杯で250円ほどである。

質素倹約な生活をしている私は、学生時代から週に一度は、この立ち食いそば屋さんにご厄介になっていました。笑

原価はどのくらいなのか?

とある書籍によると、「麺30円+ダシ汁20円+ネギ10円=60円」が、かけそば一杯の材料費である。これに、人件費と光熱費が加算されると、、、かけそば一杯の原価は、250円ほどになる。

つまり、かけそば客ばかりがいくら来ても、全く利益が出ないのである。

何で儲けているのか?

サイドメニューである。おにぎり、唐揚げ、かき揚げ、サラダなどが、大体あると思う。大体、100円の値がついていると思われる。

おにぎりは、輸入米や、古米を安く仕入れて、一合も米を炊けば、🍙が二個作れる。一個当たりの原価は、約20円である。よって、100円の🍙を買ってくれれば、80円ほどの利益がでるのである。唐揚げ、かき揚げやサラダに使う野菜などは、輸入野菜を使って安くすませば10~20円ほどで作れるので、売れれば🍙と同じくらい儲けられる。

立ち食いそば屋さんに行って、かつ、お腹と懐に余裕があったら、サイドメニューを頼んであげましょう。自分のお腹、お店も豊かになるので、小さなWIN-WINを体験できると思う。

まとめ

・立ち食いそば屋さんは、かけそばでは売り上げがでない。

・サイドメニューが売れてこそ、利益がでる。

・お客さんが、サイドメニューを頼みたくなる工夫をしよう。


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