お店の野菜に注意しよう

私の会社では、社員食堂がある。管理栄養士さんが栄養バランスを考えて作った定食が、一食300円で振舞われる。大変ありがたい話である。しかし、昔から思っていたのは、ドレッシングやタレのついていない箇所で感じる、野菜やお肉の味は、とても不味いということである。日本の食堂に出される野菜やお肉は安全なはずだ!と思っていたが、この価格の安さと明らかにスーパーで買う野菜と異なる味に疑問を感じ、本当に安全なのか?を調べることにした。

日本にはどのくらいの野菜が輸入されているのか?

2012年の統計データによると、日本の食料自給率は生産額ベースで68%。残り32%が輸入品です。この内の15%が、輸入野菜です。よって、輸入野菜は、全体でみれば、生産額ベースで4.8%が出回っているわけです。

輸入野菜は何処で消費されているのか?

スーパーや八百屋さんでは、あまり見かけません。これらの多くは、外食産業、中食産業、加工食品に使われています。


※1 外食産業:家庭外での食事を提供する産業。ex) レストラン
※2 中食産業:家庭と外食産業以外の食事を提供する産業 ex) 惣菜屋、弁当屋

なぜ使われるのか?

これらの輸入野菜が、外中食産業で使われる理由は、以下と考える。

・国産と比べて3~6割ほどの安価だから

・残留農薬量の管理に対して、外国産は国内の信用を得ていないから

・これらの業界では、産地表示が義務つけられていないから。

同じキャベツでも、価格が国産の3割ともなれば、味や見ためさえ整えれば、1/3の価格で作れるのは自明である。または、国産で真面目に作った物と同額で売れれば、原価率を大幅に下げられるので、笑いが止まらいのは当然である。後者のような在り方は、消費者からすればたまったものではないが、産地表示や検査基準が不透明なのだから、やりたい放題である。

※3 検査基準:輸入時の検査は、書類検査で9割ほどが完了し、実際の検査は1割弱

輸入野菜の危険性

輸入野菜には、残留農薬が大量に含まれている可能性があるものの、検査が甘いので、容易に市場に出回っていることは述べました。それ以外に問題なのは、ポストハーベストです。これは、収穫後の管理と輸送の時に必要な、防カビ剤、殺菌剤、防虫剤のことです。いわゆる、食品添加物に分類されます。

これらは、国産野菜では、発がん性の危険があることから使用制限がかけられています。しかし、外国産は、そうではないのです。農薬よりも、場合によっては毒性が強く、残留している可能性が高いので、特に注意が必要なのです。こうした物が、レストラン、お弁当、お惣菜、レトルト食品、加工品に大量に使われているという事実を知らなけれなりません。話題の、スムージーなどは、大いに危険です。野菜の栄養素は、加工時の熱と圧力で破壊され、農薬や添加物が濃縮されて残るのですから…。こうした物を買って、常飲している方々、、、あなたのDNAは確実に変性させらていると思います。ご注意を。。。

まとめ

・安い食堂(社食など)の料理は、輸入材料を使って賄っているから安いのである。

・輸入野菜は、残留農薬と食品添加物が大量に含まれている可能性がある。

・これら添加物は、発がん性の疑うがあるので国産では禁止されているほど危険である。

・外食、お弁当、レトルト食品、食品加工物(スムージー)は極力減らそう。自分で育てて、作ろう。

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