羽ばたく飛行模型作った

 昔、「天空の城ラ〇ュタ」というジブリ作品で、主人公の一人のパズーが、羽ばたく模型飛行機を飛ばすシーンがあった。

 これって、すごーい!と子供ながらに思ったものである。その後、月日は流れ、学生の頃に「大人の科学」という物作り系の書籍で「羽ばたく飛行機を作ろう!」という企画があり、買ったはいいが忙しくて作る暇がなかった。

 ようやく、この週末にかかることができ、分かりにくい組み立て指示書を読みながら15分ほどでできた。。。

動力は、ゴムである。

前翼は、上図のように、歯車が噛み合うようになっている。歯車の一つからは腕が伸びており、これが回転軸とくっついている。この機構により、

ゴム解ける⇒回転軸回る⇒歯車の一つが動く⇒歯車の噛み合いで、もう一つの歯車も動く ⇒ 羽が羽ばたく

という動きが実現される。ただし、上記の構造上、両翼で羽ばたくときに、歯車の間隙分のタイムラグが出てしまい、綺麗にバタフライできない。しかし、これはやむを得ない。。。

後翼は、上図のように角度をあらかじめ調整し、ロックする機構となっている。

この後、庭で飛ばしてみたのですが、3mほど羽ばたいて急上昇し落下しました。羽ばたきに対して、羽の接着が弱かったためか、材料のビニールシートが少し伸びてしまいました。涙  また、樹脂部品のバリで、運動機構の動きにやや引っ掛かりがあり、そこが羽ばたきを阻害していました。やすりでバリ取りをして、再度チャレンジしたら、5mほどまで距離を伸ばせました。面白い!

それにしても、、、みればみるほど、、

こいつや、

こいつ の飛ぶ能力を簡素に実現していると思い、感心させられました。

こういった、動的な機構を考え、作る頭を養いたいと思います。

山形出張

 機構設計者は、自分の設計した部品や、関係した製品が正しく組まれていることを確認するために、協力会社に出向くことがしばしばあります。先週はずっと、山形に行っていました。

 出張に行くと、大抵、夜はダラダラ宴会となります。健康志向の私は本当に嫌なのですが、そのときは割り切って、普段飲まないお酒を飲み、居酒屋料理を口にします。そんな中、今日は、意に反して美味しいなと思った二店を紹介します。

 天童に行くことがありましたら、是非、寄ってみてください!

【居酒屋:宝】

チェーンではない、地元居酒屋さんです。いつも大繁盛です。料理が安く、おいしいです。マグロのあぶりや、唐揚げ、地酒やビールもよく冷えていてGoodです。夜23時半ころまでやっているので、おすすめです!

まぐろのあぶり

唐揚げ

イカそうめん

フキノトウの天ぷら

肝臓にいいからと、アサリ

【どんどん亭】

ここは、「地ビール」と「唐揚げ二時間食べ放題(¥390)」がいいなと思いました。現地の若者が沢山いました。笑 宿泊ホテルによっては、どんどん亭のビール一杯無料券があるので、要チェックです。

尚、上の地図の、どんどん亭の近くにある、「水車生そば」の鳥中も美味しいです。観光地天童に行かれる際は、是非、行ってみてください。

では。。

神明大神宮

 JR橋本駅から歩いて10分ほどのところに、「神明大神宮」という比較的大きな神社がある。この神社の御朱印は、少し離れたところにある「亀岡八幡宮」にて発行されている。橋本に用事があったので、参拝してきた。

一の鳥居

二の鳥居と三の鳥居


参道にある「しだれ桜」が見頃を迎えていた。

天日鷲命( あめのひわしのかみ )が一緒に祭られているとは、びっくりしました。天照大御神が、天岩戸に隠れたときに弦楽器を奏でた神様です。その際、弦の先に大鷲が止まったのを周囲の神々が見て、世が再び明るくなること示す吉祥であると捉え、大いに盛り上がったそうです。開運・開拓・殖産の神様です。

本殿

橋本における、神明大神宮の創建は、1569年とのこと。戦国時代ですね!

この地は、相模川から甲州街道方面に行く公差地で、昔から栄えてきました。昔の人たちの平安への願いを感じながら、心が清められるよい神社であると思います。

材料力学①:力とは?

 機械工学科に入学すると、「基礎力学」の授業と並行して、「材料力学」「流体力学」「工業力学」を受講することになります。電気製品の機構設計者として、特に大事にしてほしいのは、材料力学です。製品開発において、最も起こってはならないは、使用中の強度不足による破壊です。これは、お客様の命に係わることだからです。

 材料力学は、材料に力がかかったときに、「材料の何処に、どのくらいの負荷がかかるのか?そして、どのくらい変形するのか?」を見積るために必要です。ここで、見積ると申し上げましたが、これは予測するということなので、この予測値と目標値を照らし合わせて、所望の強度になるように設計修正することが重要です。

 以後、このブログで、ちょくちょく材料力学ネタを取り上げます。折り紙やDIYをするときに、役立つネタもあるかと思うので、参考にしてもらえたらと思います。

 本日は、まず、「力」について述べたいと思います。

力とは何か?

 私は、この問いに対して、下記のように答えます。

  • 物体を運動させたり、その形状を変化させる作用
  • 単位:[N](ニュートン)
  • 「運動の第一から第三法則」に従って記述される

基本的には、上記のように捉えておけば、今のところ不自由に思ったことはありません。(学者の方は、どうか分かりませんが..)

なお、材料力学では、物体にかかる力を、荷重ということが多いです。

外力と内力

 力は、物体の外側に直接かかる力と、物体の内側に均一にかかっているであろう力で大別できます。前者を、「外力」。後者を「内力」といいます。

 図にすると下記のようになります。

内力は、外力に対して作用反作用の関係にあります。後で記事で、応力という強度を表す概念を紹介しますが、これは、内力を断面積で割った値です。この値が小さい箇所は、強度が弱いわけです。

外力と内力の見つけ方

 下表のように考えておけば、よいと思います。

外力内力コメント
着目物体の外周物体の内部
力の見つけ方① 外周を指でなで回す

② 他の物と接触する箇所を見つける

③ そこにかかる力のことを外力という。
① 物体を適当な個所で切断する。

② 切断面において、外力に対する力を、作用反作用の法則から考える。

⇒ 内力
内力を見つけるときの仮想的な切断面を「仮想断面」という。




桜②

 今週も桜を撮りに出かけてきました。

場所:東京都某川沿い

カメラ:coolpix s7000

桜雲です!@境川

燃え盛るようだ!

鳩のツガイがいました!

お尻。前もこの構図みたような…

小山内裏公園( 旧戦車道路 ) 山桜が多いです。

今年の桜も、今週まででしょうか。。。ありがとう。

昨日に続き、桜の写真を更新。

場所:神奈川県相模原市某所( 公園、神社、小学校 )

使用カメラ:coolpix s7000

美しいものを見て、美しいと思えることが幸せです。ありがとう。

比較採点による判断方法

 何か同じようなモノを比較して、一つに決めなければならないことはないだろうか?何かを買うとき、何かの契約をするとき、複数提案の中からどれかを選ぶときなどである。多くの人は、人から情報を聞いて、それを頭の中で感覚的に捉え、そして感覚的に判断して、決めてしまうのではないだろうか?

 別にそれでも良いのだが、「しっかり吟味したのか?」と自問したときに、自信をもって答えられるだろうか?私は、難しいと思う。なぜなら、吟味とは複数の事項について丁寧に比較し、判断をし、複合的に判断することだからである。これを頭の中だけでやるのは難しい。そこで、今日は、簡単に比較し、複合的に判定する方法を紹介する。この方法をとれば、吟味した内容が一目になり、比較対象の違いを数値をもって把握できる。

【方法】

1.比較する物を用意する。( ex. デジカメA、デジカメB、デジカメC )

2.その物において、自分が重視する項目を列挙する。

(ex.デジカメなら、画素数、Wifi、F値、ISO感度、自動ピント精度、ズームetc )

3.マトリクスを作成する


4.比較物毎に吟味項目のデータを揃え、記入する。

5.吟味項目毎に順位をつけて点数化( 比較物数3 ⇒ 1位2点、2位1点、3位0点 )

6.比較物毎に総合点を導き、その点数によって判定

上表の「総合」より、最も得点の高いのは、デジカメBとCである。よって、自分が着目してる事項に対してもっとも適切なのは、デジカメBとCということになる。

この方法は、何かを比較しながら選ぶときに、とても有効なので是非使ってみてほしい。なお、自分が直感的にこれだ!と思っていたものが最下位であったとしても、それが欲しいと思う場合は、、、それは、あなたがそれを愛してしまっている、恋してしまっている証拠なので、その力で欠点を補う覚悟があるのならば、そういう決断も良いと思う。。。。というのは、半分冗談で、その感覚は大事です。

それは、吟味項目の中で、あなたが重視する項目に、優先順がある証拠です。そういう場合は、吟味項目に優先度順にランキングをつけてやってください。その上で、優先度1位で、一番となった製品には、優先度数倍率をかける。二番になった製品には、(優先度数/2)倍率をかける。三番になった製品には、(優先度数/3)倍率をかける。などしてみてください。なお、優先度2位の場合は、一番は(優先度数-1)倍率、二番は((優先度数-1)/2)倍率、三番は((優先度数-1)/3)倍率などします。

5’ 吟味項目に優先度をつける。( 同優先度あり )

6′ 吟味項目毎の点数に、優先度倍率をかけて点数化

すると、総合点に入れ替わりが発生します。どうやら、コスパと私のひいき目をを総合的に判断すると、デジカメCが最も良いとなるわけです。自分の気持ちが点数として現れると、決断のし甲斐があります。笑

このように、目に見える形で、吟味することができますので、おすすめです!

尚、使用した点数付けの方法や、倍率のかけ方は、我流ですので、適宜これだ!というのがあれば、独自に考え、やってみてください。

植物写真②

都郊外にある、長池公園に植物の写真を撮りに行ってきました。ここは、私が学生の頃からランニングでよく利用した場所です。今週は、桜の開花宣言がされました。さてさて、自然公園ではどのようになっていたのでしょうか?平成最後の長池公園での撮影です。

使用カメラ:coolpix s7000( 中古 )

モード:おまかせ撮影/画像サイズVGA( スマホサイズ )

長池公園の過去記事

http://blog.livedoor.jp/i_kiyopiko/search?q=%E9%95%B7%E6%B1%A0%E5%85%AC%E5%9C%92


鳥がいた!( 光学ズーム20倍 )

お尻。笑

桜だと思うけど、ソメイヨシノじゃない。。。カナブンを捕まえに来たのに、ハナカナブンを見つけて何か違うと思う感覚に似ている…。でも、これはこれで落ち着いて咲いている様が、いとおかし。

こちらが真打ちですね!涙が出そうです。

古今和歌集でも、桜を題材にした歌は人気です。心に冷めたところのある私のお気に入りは、下記の二首でしょうか。

「はなの木も 今はほりうゑじ 春たてば うつろふ色に 人ならひけり」素性法師

【現代語訳】

(春に)花の咲く木は、これからは植えないことにします。春になって、その色の移ろいゆく様に、人は心を重ねてしまうから。

春は、梅、桃、桜など色んな木が時期を微妙にずらし、重ねつつ花を咲かせます。その一つ一つがとても美しく、見るものを幸せにさせます。しかし、その一つ一つは散るのも早く、人の関心は直ぐに移ろっていきます。こうした花の変化を感じたとき、人はつい、自分の変化も考えてしまうものです。大好きなあの人が、春の花の色の移ろいをみて、心変わりしないでほしい!という貴族受けしそうな歌です。

変わること、変わらないことの大事さを思い出させてくれる歌です。


「のこりなく ちるぞめでたき 桜花 ありて世の中 はてのうければ」よみ人しらず

【現代語訳】

桜の花は、綺麗さっぱり散ってしまうのが一番良い。いつまでもあると、そのうちに嫌なものになってしまうから。

老兵は死なず、ただ消え去るのみ。と言ったのは、ダグラス・マッカーサーですが、いつの世も、引き際というのは大事です。

何かの溜池。蛍だか、トンボだかを育てているみたい。夏が楽しみです。

でも、近くにこいつがいたから、ヤゴとか食べられちゃうかもね。クロサギ。

過去のサギの記事

http://blog.livedoor.jp/i_kiyopiko/search?q=%E6%B5%85%E5%B7%9D

春は、動植物が活発になる季節です。スマホやデジカメを持って、その美しい生態を撮影し、思いを巡らせてみたらいかがでしょうか?きっと素晴らしい発見ができると思いますよ!

※ なお、今回から撮影に使用したカメラが変わりました。理由は、今まで使用していたZR-1600が壊れてしまったからです。簡単に使用感を言っておこうと思います。

簡単に、早く良い写真が撮れるのは、ZR-1600 です。自動ピント機能は、とても優れています。今まで、この使用感があったので、Coolpix s7000を使ってみて、その性能差にびっくりしてしまいました。確かにレンズや光学はニコンやキャノンなのかもしれませんが、ソフト系はカシオやソニーが圧倒的な気がします。

「カメラは趣味ではないけど簡単に良い写真が撮りたい」、「スマホのカメラは電池消耗が激しいからコンデジ必要」といった、The素人 は、自動ピントなどのソフト系の優れた、ソニーやカシオがおすすめですね。ただし、カシオは、コンデジ業界から撤退したので、もう中古品しか買えません。となると、ソニーですね。では!

植物写真(3月)

実家と近所の植物の写真をUPします。

撮影カメラ:ZR-1600

花って、不思議な形をしていますよね。物心ついたときから当たり前のようにあるので、改めて考えることが無いですが、見れば見るほどその形の必然性が分からず戸惑うと同時に、その形の奥ゆかしさに心が和まされます。。。

フキノトウが茎を伸ばしていました。後1W早く気が付いていたら、天ぷらにできたものを・・・惜しいことをしました。

機構設計者の物作り概要

何かを作るときに、皆さんは、まず何から考えるであろうか?作ろうとしている物を漠然と頭に思い描き、すぐに、ポンチ絵を描いたり、CADを動かしたりしていないだろうか?今日は、私が新人時代に当時の上司から厳しく指導を受けた内容を紹介する。

そもそも、物作りの「物」って何?

今までの経験から、現状、「所望の機能を果たす、形、構造、システム のこと」だと考えています。


よって、物作りとは、「実現したい姿があって、それを叶える仕組みを考えて明確にし、実際に形にすること」だと、考えているわけです。

【物作りの3STEP】

① 実現したい姿 の明確化

② 具体的な仕組みを考え、答えを出す

③ 実際に形にする

私の経験上、上記を一つでも怠ってできた対象は、何らかの欠陥を抱えています。例えば、機能を十分に満たせていないとか、材料を買ってきて作ってみたけど使い物にならないとか。。。絶対に、何か物を作るときは、アートするときは、①から③を紙などに書き出し、紙面上で完璧にしてから作ってください。

企業での機構設計とは?

企業での機構設計も同じである。まとめると下記のような感じになる。

①に相当するのが「要求仕様の整理」である。料理やDIYでは、作りたい物の姿を最も明確に持っているのは作る人自身なので、その人が分かっていれば良いのだが、企業ではそうはいかない。製品が世の中で使われる姿を最も明確にしているのは「企画部」である。よって、彼らの想いを明確にし、設計者として咀嚼(ソシャク)し、企画部と合意をとる必要がある。

この企画部の要求事項を咀嚼するときに重要になるのが、彼らの想いをまとめた書類である、「商品企画書」「設計仕様書」である。また、製品に求められる安全性が色んな規格で規定されているのだが、対象製品に対して必要な規格をまとめた「製品安全性規格書」も完璧に理解して、要求事項の中に盛り込まなければならない。これが欠けていると、認証機関のテストに合格しないので、出荷できなくなってしまうのである。注意が必要である。

②に相当するのが、構想設計と詳細設計である。ごちゃごちゃ色々書いてあるが、要は、実現手段の明確化とそれが要求事項を満たしていることを論理的に確認する工程である。「紙上試作」、「パソコン内試作」ということもある。ここで、製品や部品の完成度の90%は決まるので、徹底的に行う。ただし、とても疎かにする人が多いです。一部の例外的なエンジニアを除いて、それはやってはいけません。※

あれ、③は?と思うかもしれませんが、②までが完璧にできていれば、後は加工メーカー様と打ち合わせをして完了です。その打ち合わせも、②における詳細設計の段階で、例えば、加工精度、金型のPL、勾配設定、公差計算、強度計算などがしっかりされていれば、特に混乱もなく終了です。逆に、これが曖昧だと、工場に行って何度も立ち会って、加工条件を取り決めてくる、設計変更を繰り返すなどが発生します。注意が必要です。

企業での機構設計では、要求仕様の整理 と 構想・詳細設計 が最も大事です。全力で取り組みましょう

※ 一部の例外的なエンジニアについて

これは、紙上試作やパソコン内試作が、全て頭の中の「思考」のみで完璧にできてしまうエンジニアのことです。書道は、楷書 → 行書 → 草書 の順に進んでいき、紙に何枚も何枚も書き、やがて平面をみれば何処でも書を想うようになり、最終的には空をみて書を想うようになれば、道が極まると聞いたことがあります。ここでいう一部の例外的なエンジニアとは、エンジニア道を極めた達人のことなのである。