石磨き

最近、石磨きにはまっています。多摩川、浅川、相模川などにいき、気に入った石を拾って、磨いています。

図1. 多摩川で拾った石

図2. 相模川で拾った石

紙やすりの粒子の大きいものから順番にスリスリ磨きます。

#80, #120, #300, #600, #1200, #1500, #3000, #10000 と各20分ほどかけて磨きます。だいたい、映画一本見終わると、一石の研磨が完了という感じです。

この2Wの間、スキマ時間にスリスリして、やっと五石できました。( といいつつ、形を整えるために、ルーターを購入してゴリゴリ削っているので、完成ではない。)

図3. 磨いた石たち

個人的なお気に入りは、右下の淡い緑色の石です。

この石、一瞬、色合いが翡翠に似ているので、翡翠GET!と思って調べたら、セラドナイトという相模川系で取れるレアな石だそうです。古代では、翡翠の代わりに装身具などに加工され、使われていたそうです。

この石、水に濡れるとその水を吸い込むのか、みるみる緑が濃くなって、美しくなります。

図4. 磨いた セラドナイト を少し湿らせた様子

なんとも、神秘的な石で、まるで宝物をみつけたような気持ちになります。

緑は魔を弾く効果があるといます。一生懸命磨いて、持ち歩こうと思います。

興味のある方は、ぜひ、相模川や玉川 ( 多摩川ではない )を歩いて、水に濡れて深い緑色に光る石を探しみてください!

きっと、子供の頃に忘れていたワクワクする気持ちを思い出せると思いますよ!

台風後の相模川

台風後の相模川を見てきました。もちろん、危ないところは避けています。使用カメラの倍率が40倍なので、一見近くでも、かなり遠距離から撮影しています。

相模川の流れによって、長い年月をかけてできた崖。。。そこからは、水が流れ出し、滝となって川にそそいでいます。普段は穏やかですが、台風の影響で、激しい流れとなっておりました。

本流の流れは、速く、荒々しいです。水は濁り、穏やかなときにいた鳥や魚、川エビの姿は何処にもないです。

上流から押し流されてきた泥が幾重にも堆積し、泥砂漠です。

なお、手前の水がはっている箇所は、普段は草や低木が生い茂るヤブです。堤防のギリギリまで水が来ていたことを物語っています。恐ろしい。。。

以前紹介した、湧水の流れは、水草とともに跡形もなく消え去ってしまいました。。。

ここからどのくらいで、またあの穏やかで、緑に溢れた相模川に戻るのか、見守っていきたいと思います。

緑が早く戻って欲しいので、今日は、相模川で緑の石を拾ってきました。

上写真の、向かって左側の二列が緑色の石です。二行一列目と、二行二列目の右下が、水につけると強い緑色でした。研磨するとトルコ石や翡翠のようになると思います。一行二列目の石は、淡い緑ですが、金属臭が強い石で、ひょっとしたら鉱物かもしれません。真ん中は、青の石。右は花崗岩やら、小さな貝殻集まった石やら、真っ赤な石やらです。集める気はなかったのですが、綺麗だったので拾ってきました。

古代の日本人は、勾玉に見られるように、緑色の石を邪を祓う石として、大切にし、祈りの場に持ち込んだと言います。私も、今回のせっかく出会い、拾ってきたこの緑色を始めとした石を大切にし、一日も早い復興を願いたいと思います。

多摩川の自然

多摩川沿いを散歩してきました。多摩川は、山梨の方を源流とし、川崎から海に流れ出る大きな川です。古来、川沿いの多様な生物系や石の種類の多さで、人間の生活を支えてくれている川です。

今日は、東京都八王子市を流れる多摩川沿いを少し散策しました。いつもの通り、写真と動画でその美しさを紹介したいと思います。

この川は、都心を横断する都合上、中流域でも人の手による区画整理が多く施されていますが、中洲には木々が繁っているお陰で、その近くでは水温が下がり、川岸との温度勾配により水の中に渦が生じ、ヨドミが解消されて、水質が改善されているように感じます。

川の中洲側には、中上流域特有の岩石層がよく見受けられます。

その近辺は、人が近づかないので、鳥たちが安心して暮らしており、都会の中での彼らの安住の場所があるのに気が付き、何だかホッとさせられました。

川の中にはお魚が沢山おり、この川の豊かさをいうのを感じました。ひょっとしたら、川全体に広く分布している「砂金」により、生命体のエネルギーが活性化されているからなのかもしれません。

この後、砂金と多様な石集めを行いました。

赤、青、緑、白、黒、黄、縞、斑、結晶、、、が容易に集められます。子供の頃に美しい石を探して海辺を散策したことを思い出しました。

なお、詳細は後日紹介しますが、「赤、青、緑、白」は、昔のプランクトンの死骸が堆積してできたものです。昔、この地が海底であったことを如実に表しています。それ以外は、砂や泥の堆積、火山系の石です。

あと、金ですが、川辺を掘り、少しザルなどでこすと、どの方面から見てもきらめく箔を見ることができます。いずれ、集めてみたいと思います!

文明と比較的豊かな自然の同居する、かけがいのない川だと思いました。

手頃に自然と触れ合える場所ですので、大変おすすめですよ!

事件発生時刻の予測

よくサスペンス系の映画やドラマを見ていると、被害者の死亡推定時刻を予測するシーンがある。あれってどうやるのかな?とフト思い、予測してみることにした。

まず、サスペンスドラマでの死亡推定時刻は〇〇と表現されるまでの大まかな出来事を整理してみる。

状況整理

殺人事件発生 → 遺体発見 → 刑事、鑑識、警察医到着 → 暫くして正式推定時刻判明

次に、この出来事に対する、体温と時刻の関係を考えてみる。この関係を定性的に考えてみて、モデル化しようという腹である。

事件発生直後は、被疑者の体温は、生きているときと同じである。後は、生命活動が失われているので、外気温に向かって下がる一方である。したがって、

T0>T1>T2 という関係が成り立つ。

ここで、体温の減衰の仕方をイメージしてみる。温度は、高温から低温に向かって下がる。その下がり方は、その温度差による。したがって、温度差が大きいときは急速に下がっていくが、温度差が小さくなるとその下がり方は緩やかになる。

こんな感じ…

このことから、指数関数的に減衰していくモデルと考えてよいのではないかと思う。

数式化

指数関数的なモデルとすると、体温の時間変化はその時の体温に依存すると考える。

・・・(1)

これを変数分離して、t=0 で T=To とすると、解は、

・・・(2)

となる。今、わかっていないのは、λ である。これは定数で、今回の場合、体温の減少する速度を左右する量である。固有値という人もいるが、この場合、減衰する前提であり、発散などは考えていないからこの概念を出さないほうが、感覚的に分かりやすいと思う。

λが分かれば、上式のtに、警察医たちが到着したときの被害者の体温T2、そのときの時間t2を代入して、t2について式を整理すれば、死亡推定時刻が判明する。

・・・(3)
・・・(4)

両辺に対数をとって、t2について整理すると、、、

・・・(5)

となる。この値を、警察医が現場に到着した時刻から引けば、殺人事件の起こった時間が分かるのである。

では、λはどうやれば求まるであろうか?

なんのことはない。t2からある時間経過後に、もう一度体温を測定して、どれだけ体温が下がったかを明らかにすればよい。

仮に、ある時間t∞のときの体温をT∞とする。

・・・(6)

(3)式/(6)式より、Toを削除して式を整理する。


・・・(7)

Δt = t∞ – t2 として、(7)式の最両辺に対数をとり、λについて整理する。

・・・(8)

こうしてλが求まる。後は、(8)式を(5)式に代入すれば、t2が求まり、それをその時の時刻から引くことで、死亡推定時刻(=殺害時刻)が求まる。

・・・(9)

以上で、簡単だが、モデル化ができた。では、Excelで数値を記入して見たいと思う。

仮に、上記の入力項のように数値を定めてみる。出力項のλは(8)式、t2は(9)式である。どうやら、警察医が来る約5時間前に事件が発生したと予測できるのである。。。※ 上記の値は、実測に即したものではない。

この考えだと、もし犯人が、死亡推定時刻の算出を狂わそうするのならば、殺害時の体温を高くしたり、低くしたりするカラクリをしこんでおけばよいことになる。

昔、「名探偵コ○ン」で、エアコンを入れといて云々というカラクリがあったが、そういうことである。ただし、警察は優秀なので、そうした隠蔽のカラクリは必ず気が付きます。

サスペンス小説を書こうとしている方は、この辺だと読者をあ!っと言わせにくいので、別の「点と線」を考えたほうが良いと思います。

では!

沼に行ってきた

今週は、東京都八王子市別所にある、「築池」に行ってきました。江戸時代に作られた農業用の溜池である。今では、多様な生物が住み、地元住人の憩いの場になっている。私も、こんな「穏やかな」自然のある場所の真横で、ゆったりとした家を立てて、コーヒーをすすりながらゆったりと暮らしたいものである…

図1. 築池( 大きな鯉が隠れているの、分かりますか? )

最近、動画撮影にはまっているので、今回も、撮影した動画をUPします!特に、収益など狙っていないのだけど、色々UPしていこうと思うので、チャンネル登録してくれたら嬉しいです!

図2. 倒木の上に亀が沢山いる😄

図3. チョロチョロ流れる水の音が何だか気持ちいい😃

図4. ぬぅ~っと泳ぐ魚にビックリ😂!

図5. 穏やかに打ち寄せる水際😄

とても心地よい公園です。行くと呼吸が楽になるので、ひょっとしたらパワースポットかもしれませんね!おすすめです。