実家から8kmほどのところに相模川がある。川沿いは崖と道路が走っている。長い間気にもかけてこなかったのだが、フト、神奈川県の滝 を調べていたら、秘境レベルの極めて高い、「ソウセイの滝」というのがあると知り、行ってみた。
場所
ふれあい科学館と相模川を挟んで対称の位置にある。国道468や、511号線沿いにある。一見行きやすいと思うが、とんでもなかった。地図をみれば、国道468号線の横には小道すら写っていない。つまり、道らしい道がないのである。。高田橋から行ってみたと思ふ。。。
道案内( ここは、Googleストリートビュー画像使用 )
高田橋を渡る
渡り切ったら、右折する。なお、この角は、諏訪神社となっている。諏訪大社の分社なので、祭られている神様は、「タケミナカタ」。神格は、龍神、風神、水神、農耕神、狩猟神、軍神です。鎌倉時代には、小沢城という名前のお城だったらしい。
曲がるよ。。。
5分ほど道なりに登っていく。。
道が二つにわれるが、右側に直進する。左に行くと、謎の建設会社管理(工事期間昭和52~??)の広い土地にでる。眺めは良いが、あまり見る物はない。
直進していくと、やっと集落が見えてくる。ここは、相模原市の中でも古くから栄えた場所で、川渡し(必然的に、花街が形成される)、養蚕、鮎(あゆ)料理屋などが、栄えてきた。今でも、大地主の豪邸がいたるところにある。正面の木の垣根のお家近くまで来たら、左折の準備である。
垣根を通過中、正面に、バス停(「下河原」)が見えてくる。そこで、左折する。
ここからは、ストリートビューが使えないので、航空写真で追います。赤線のように、まっすぐ進みください。
左側には、豪邸が続きます。敷地内に神社がある…😲
やっと左折可能になるので、そこを曲がります。そして、左手側に古い民家が民家と会社が見えてきます。この民家と会社の間に道があるので、そこに入ります。
「そうせいの滝」の看板が、電柱に隠れているので、分からない😢
ここまできたら、後は、道?っぽい道を進んでいくだけです!(以下、管理人撮影)
まだ、道
ヘビイチゴ?
沢と道が並行している。癒される、、、
何だここ。。木の橋があるが、一部、朽ちている。。下は、綺麗な沢。
中世山城の堀切(山をくり抜いて人工の谷にした防御機構)みたいな感じです。。何だか、ヒンヤリして、神聖な場所な雰囲気が漂います。。。
第二の木の橋。手すりはないです。木の一部は腐っているので、要注意!
崩落した道
この後、完全に崩落している道、木が倒れ塞がれている道を乗り越え、やっと到着しました。必至だったのであまり写真はない。。。💦 相模原市、観光地として謳うならちゃんと最低限の舗装しろし!
尚、道が完全に崩落している箇所があるので、2020/5/24以降に行かれる方は行かないことをお勧めします。危ないです。登山やサバイバル装備の方は、大丈夫だと思います。
ソウセイの滝
その昔、「ソウセイ」という名のお坊様がこの滝で修行をしていたことから、いつしか、ソウセイの滝と呼ばれるようになったらしい。落差は8m、幅1mほどの滝です。深遠な自然と、温かい雰囲気に満ちた素晴らしい場所です。なお、滝は、「滝不動」ともいわれ、滝の横には、小さな不動用王様の石像がありました。
日露戦争や太平洋戦争中、出征した兵士の帰還を願い、この滝不動に地元の方が訪れていたそうです。
暫くいたのですが、偶然撮影した写真には、沢山の光の玉が写っていました。何とも神聖な感じがします。
相模川沿いの高田橋近くまで来られた方は、是非、ソウセイの滝にも行ってみてください。都心や町中では味わえない、深い自然と、素晴らしい癒しを得られると思いますよ!※ 軽登山以上の装備にすること。ヒール、半袖、半ズボンは論外です。帽子も必須です!
本日の動画:ソウセイの滝
自然は、その姿を見たり、聴いたりすることで、人を癒す効果があります。各1分の動画ですが、お楽しみください。
滝と滝壺
水しぶき
ソウセイの滝横の沢