今週も、癒やしを求めて、相模川に行ってきました。中国の春節の影響なのか、中国人や東南アジア人が、河原に沢山いました。折角日本に来たのに、相模川で石拾い??などと思いながら、彼らも、まして、地元の人も足を伸ばさないような場所に行ってきました。
1.河岸段丘の中腹
昨年の秋に、私が発見したスポットです。相模川の透き通った水の流れ、そのせせらぎ、鳥のさえずり、風と木々のざわめき、温かい陽の光、虫の声…私にとっては、歌や楽器、賛美歌よりも心に響く、自然のオーケストラです。この場所が、長く維持されることを願ってやみません。
2.岩場
河岸段丘から、川岸まで降りられる梯子があって、それを使って降りると、素晴らしい景色が広がります。川のせせらぎと、滝と風の音、鳥や動物の声しかしません。心にへばりついた粘着油のような汚れやストレスが、その自然の音に一つ一つ耳を傾けることで、洗い流されるような感覚を得ます。
天然の水瓶という感じですね。湖面を漂う泡は、この水瓶の中に、植物プランクトンがいることを感じさせてくれます。
3.河岸段丘を対岸からみた風景
水の流れが石にぶつかり、バラケ、互いにぶつかり、また交わり、そしてまた…
孫氏は、兵の動きは水に象ると言いましたが、水のこの動きは私達の人生のような感じがします。
もちろん、障害もなく、何不自由なく生き、暮らし、裕福に人生を終える人もいるでしょうが、そんな人はごく僅かです。障害が多いのに、まっすぐな性分の私は、きっと、この水の流れでいえば、石ころだらけのところを流れる水なんだなと感じます。
でも、そんな水も、いずれは本流に合流する。。。
また、頑張ろうと思います。