記憶をしやすくするちょっとした工夫

以前からこのブログでは、記憶についてしばしば呟いている。

以前、記憶とは、「記憶する物事に対する感覚・感情・印象のことである」と私見を述べた。従って、日頃から感性を豊かにしたり、瞑想をして感情の制御を柔軟にできるようにすることで、記憶力が向上すると述べてきた。

さて、今回は、最近気が付いた、記憶がしやすくなるちょっとした工夫について紹介する。それは、

「対象を大きく捉える」ということである。例えば、ここに体長1mと、体長0.1mmのゴキブリがいたとする。どちらのゴキブリに、より注目できるであろうか??当然、1mのゴキブリの方であろう。そして、一発で、この出来事は記憶に深く刻まれることであろう。。。

覚えたい対象を大きく捉えることは、そのものへの注意を促すことを意味する。

逆に、小さく捉えることは、そのものへの注意を散漫にすることを意味すると私は思う。

というのも、小さく捉えることは、「視野角で捉えた像の中から必要な情報を選別する作業が、より必要となる行い」であると思うからである。例え、真っ白な紙に、黒のインクで小さな文字を書いたとしても、脳内では、「その広大な空白を意味のない情報であると選別する作業」を無意識に行っているのである。

今後、何かノートにメモを取るときは、できるだけ大きな文字で書くことを推奨したい。

また、ノートがなくても見た物をより強く記憶したければ、対象を脳内のイメージであらん限り大きくし、印象を強くするなどをすると良いと思う。( もっとも、これは昔からよく言われている記憶術ですが… )

【本日の動画】

何気ない自然の風景でも、目立つものは大きな物体です。覚えたい物を目立たせる工夫をして、仕事や勉強を効率的にやっていきたいですね!

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